マイクロマウスクラシック
2009年より,現行マイクロマウスをマイクロマウスクラシックと呼ぶそうです. ここでは先取りして,現行サイズで作ったマウスを”クラシック”と呼んでしまいます. ハーフサイズマウスの回路を一部変更して拡大コピーして作成したマウスです. ハーフサイズとの比較,モータの大きさが違う分だけ大きくなっています. モータはメジャーなKH39EM2-801です. 走行性能より壁との衝突回避を重視して,モーター幅2個分+タイヤの最小幅で 作成しました.ステッピングモータ駆動には,ステッピングモータ専用ICではなく, FETスイッチMP4401を用いました.定格以上の電圧を加えてモータを回して いるので低速時はパワーをかけすぎになりますが,停止状態は電源を切り,低速 回転している時間を極力短くしてモータの負荷を下げました.これでも最高速を出 すとやっぱり電流が低下し,電源の昇圧化を考えないと高速回転はできません. センサはハーフサイズより長距離を見ないといけないので,大容量の可視光LEDと フォトトランジスタを用いました. 地区大会で照明の条件が厳しくなければなんとか動作します. 全国大会レベルだと,わざと照明を明るくしてあるそうなので,その場合は壁と バックグラウンドの違いを検知できないかもしれません.(エキスパート決勝は無理) DC成分(バックグラウンド)を除くように回路を作り直さないといけないでしょう. 簡単な迷路でうまくいったときのマウス 九州地区大会で完走したけどゴール内でぶつかってしまった自分のマウス (たぶん,自動計測用のゴールセンサの赤外線が原因です) サーキット走行 スラローム,斜め走行まで含んだプログラムを参考までに公開します. (バグがあるかもしれません,使用は自己責任で.バグレポートは歓迎します) ソースファイル(KNCT-MM1_v12.c)
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