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 H8TinyでKHR-1HV制御 

表題の通り,やってみました. こんな感じです↓
DCF_0050.JPG
秋月のH8タイニーマイコンのI/OボードのCN2からシリアル信号 (ADM232につながる前)を引き出します.
TXD:19番
GND:26番
KHR-1HVの低速シリアルポートへの入力は,スタートビット(H), ストップビット(L)とも通常のシリアル信号とは反転しているようです. データも負論理なので,H8のシリアルポートの信号を単純に反転して KHR-1HVの低速シリアルポートへ接続すればよいようです. 基板を組むのも面倒なので手元にあったトランジスタと抵抗で立体的に 回路を作成しました.
DCF_0051.JPG
回路図はこちら.これまた適当な回路図ですみません. I/Oボードに直付けなので,ちょっと大き目の抵抗(20k)で簡単な 回路を組んでます.
DCF_0057.JPG
低速シリアルポートに接続↓
DCF_0052.JPG
プログラムは,GDLのH8/3694用のシリアル通信のサンプルプログラム から1文字送信の部分だけを利用させてもらいました. ボーレートを2400bpsに設定,後はrs_putc()関数で1文字ずつ, 2文字送信.2文字送ったら間隔をあけないといけないようなので, 2重のループで時間稼ぎを入れてます. 前進のモーションを1番に入れてますので,送る文字コードは,
rs_putc(0xf0)   //送信機のシフトキーなしの場合
rs_putc(0x01)   //押したキー(左側の↑ボタン)
としました.
DCF_0056.JPG
RCB-3の低速シリアルポートを使うには,KHR-1HVのアプリケーション (HeartToHeart Part3)のオプションで,KRC1から制御に チェックを入れないといけません.
(これを忘れれて無駄に時間を使ってしまいました)
DCF_0054.JPG
KHR-1HVをONにし,その後H8Tinyの電源を入れると,H8Tinyの信号でロボットが前進を始めました.

H8Tiny(3664)で二足歩行ロボット(KHR-1HV)制御 その2

マイクロマウスの出場に向けていろいろ試してみました. 以前,シリアルポートで動動かせることだけは確認したのですが, その再確認とプログラムによる動作制御を試しています. 低速シリアルの動作モードは,2通りあるらしく, HeartToHeartのKRC-1を使うにチェックを入れない場合は 7バイトモード,KRC-1を使うにチェックを入れると2バイトモード になるらしく,ここでは2バイトモードで使っています. 1バイト目は送信機のシフトキーの信号,2バイト目が方向ボタンに割り当 てられています.ノーマルHレベル,キーを押したとき信号がLレベルになるよう になります.TTLレベルで2400bps8バイトのシリアル信号を,通常Lレベ ル,スタートビットHレベル,ストップビットLレベルで2バイト連続で送ればよ いらしく,2バイト送った後は17msec以上あける必要があります. H8から信号を作るときは,H8のTTLレベルのシリアル信号は通常Hレベルで スタートLレベル,ストップHレベルとなっているので,トランジスタで反転し, 反転したときにつじつまがあうように信号を作ってKHR-1HVに送ります. 信号を読み損ねる場合があるようなので,数回送る必要があります. いったんモーションを始めると連続して行うようなので,ストップのモーションを 送る必要がありそうです. 次の動画は約5秒前進と約5秒後退を繰り返しています. プログラムでは5秒間モーションを送り続け,5秒後にモーション切り替え, を繰り返しています.
DSC00874.JPG
5秒前進と約5秒後退を繰り返す動画

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