4ビットCPUの設計 その4
メモリも含め,ICを7個(PROM×2+TTL×4+ゲート×2・・・これは1個と数えて)で出来る小規模な
4ビットCPUである.命令は表1に示すように4種類ある.条件ジャンプ命令はない.図1にブロック図を示す.
図1 ブロック図
回路図を図2に示す.左上のPROMがプログラム用,右下のPROMがマイクロコードROMである. 右上の4ビットカウンタがプログラムカウンタ(PC),中ほどの74LS298がセレクタを持った アキュームレータ(ACC),左下の74LS298が命令レジスタ(IR),74LS283は加算のみを行うALUである. 左上のスイッチがリセットスイッチで,Lレベルでリセット,動作時はHレベルとする. その下のスイッチがクロックである.
クロックの立下りで命令をIRに読み込み,クロックの立ち上がりで,実行動作を行う. 次のクロックではセレクタにより命令レジスタに00を読み込むことでフェッチ準備を行い, 次のクロックでフェッチを行う.読み込んだ命令が00の時はカウントアップが不能になり,強制停止する. マイクロコードROMの設計を表2に示す通りである.
図2 4ビットCPUの回路図
参考URL
http://www1.ocn.ne.jp/~tomomo/cpu/
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