水上ドローンの製作、その3
調整して、組み立て。
いちおう最初に想定した通りにはできた。




動かしてみた動画はこちら。



作って分かった。
ベアリングは買った方が安心。
既存の製品を真似て作るのは無駄な努力。面白いけど。

水上ドローンの製作、その2
エアガンの弾があったので何か使えないかと思ってベアリングにしてみようと思った。
3Dプリンタで設計して弾を入れてみると1個はみ出る。
内径を広げて調整できないことはないけど、結構シビアな設計しないといけないので企画倒れだったかも。

水上ドローンの製作、その1
設計してみました。結構時間かかった。


K-COMを汎用ロジックICで自作するには...
必要なICが入手できるのか検索してみました。

特に気になるのが4ビットALUの74181.
Dijikeyで検索したらまだ買えるようです。

DIPの8ビットレジスタもDigikeyでDラッチ、DIPで検索すればちらほらありました。

あと、DIPのROMとRAMはまだあるのかというのが心配。

EEPROM メモリ IC 64Kビット パラレル 150 ns 28-PDIPがありました。

SRAM - 非同期 メモリ IC 64Kビット パラレル 55 ns 28-PDIP も見つかりました。

ということは、プログラム書き込み用の回路を追加すればできますね。
回路をもっと簡単に考えるなら、32バイトのメモリ空間をROMとRAM領域に切り分けて、ROMを8ビットDIPスイッチにしてしまうのもいいかも。
Kariya Micro Maker Faire 2024でCPU自作の出展されてますね。
Kariya Micro Maker Faire 2024」が2024年3月2日(土)、3日(日)に開催されます。
Maker Fair Tokyoには毎年行きたいと思ってエントリーするのですが、ミニ、マイクロメイカーフェアはこれまで山口と大垣の2回だけです。
あと、博多であったモノづくりイベント「つくると」は2回出展したかなぁ。

Kariyaのイベント内容をざっと見た時に目に付いたのが

CPUはここさえ分かれば自作できる、みやこ電子工房さん。
HPはこちら。
https://www.miyakodenshikobo.com/
ここに
ロジックICで創るCPUキットTTM8
https://www.miyakodenshikobo.com/product/hardware/ttm8/
として組み立て説明書、取り扱い説明書がpdfで公開されています。
なつかしのTTL(じゃなくてHC),CMOSロジックICが並んでます。

価格はいくらかと思って探したらアマゾンでも購入できます。
BitTradeOne ADTTM8 ロジックICで創る自作CPU組み立てキットTTM8 (書籍同梱版) 31,680円

自分の設計したK-COMは1年間の授業で完結させ最終的にはHDLの設計まで授業でもっていきたかったので、ロジックICで組むのは手間がかかりすぎて断念、シミュレータで説明したんですが、実機で製作されてるのは凄いです。
中身を見てみると、8ビットCPU,命令の種類は16個、プログラム64命令、ユーザーRAM領域32バイトとのことです。
命令の種類は多いですが、演算命令がADD,SUBしかないです。でもスタックを持っててPUSH,POP,CALL、RETがあります。

K-COMの場合は、1バイトで1命令にしたかったこと、命令の種類はADD,SUB以外にもビット演算のNANDやシフトも持ちたかったこと、命令コードを3ビットとして命令の数が限定されたため、サブルーチンコールは入れられなかった。けど、16ビット拡張の中でサブルーチンコールを入れた。
この違いは、ロジックICで組みことを目的として開発したのか、シミュレーションで動かしてHDLで設計FPGAに実装を目的としたのかの違いでしょうね。

ちなみに、K-COMも頑張ればロジックICで作れるはずです。
キット化して販売したらどなたか買ってくださるんでしょうか?

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