ArduinoNanoEveryのアナログリファレンス
ArduinoNanoEveryのアナログ入力に温度センサを接続して温度を測ろうと思ってます。
使用する温度センサは、COMSでS-8100Bというのが4つ在庫でありました。
データシートではおおよそ、
-30度で出力2V
90度で出力1V
となってますので測定電圧をVoutとするとおよそ
Temp=90-(Vout-1.0)*120
で計算できます。
次にArduinoNanoEveryのアナログ入力を5Vリファレンスで測定すると分解能が10ビットなので
5/1024=0.0049V
センサ出力が120度/Vだとすると最小分解能が0.097度となります。
約0.1度の分解能なのでそのままでもよさそうですがもう少し高精度に測ろうと思ったら、アナログリファレンスを変えることが考えられます。
analogReference()の説明のページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/analog-io/analogreference/
には、ボードによって選択できるリファレンス電圧とタイプが記載されていますが、ArduinoNanoEveryがどのタイプが使えるかはピンときませんでした。
そこで、搭載されているAtmega4809のデータシートを探すと以下にありました。
https://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/ATmega4808-4809-Data-Sheet-DS40002173A.pdf
176/551ページ18.51にあります。
0.55, 1.1, 1.5, 2.5, 4.3Vの内部リファレンスが使えると書いてあります。
この値と先のanalogReference()の説明のページとを比較すると、どうやら Arduino megaAVR Boards (Uno WiFi Rev2)のリファレンスと同じようなので、
analogReference(INTERNAL2V5);
をプログラムに追加してみたらうまくコンパイルが通りました。
2.5Vリファレンスにすれば、温度センサの出力範囲に収まって分解能も2倍で約0.05度になります。
校正して使えば相対的な温度差は詳しくとれる感じになるんじゃないかと思います。
使用する温度センサは、COMSでS-8100Bというのが4つ在庫でありました。
データシートではおおよそ、
-30度で出力2V
90度で出力1V
となってますので測定電圧をVoutとするとおよそ
Temp=90-(Vout-1.0)*120
で計算できます。
次にArduinoNanoEveryのアナログ入力を5Vリファレンスで測定すると分解能が10ビットなので
5/1024=0.0049V
センサ出力が120度/Vだとすると最小分解能が0.097度となります。
約0.1度の分解能なのでそのままでもよさそうですがもう少し高精度に測ろうと思ったら、アナログリファレンスを変えることが考えられます。
analogReference()の説明のページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/analog-io/analogreference/
には、ボードによって選択できるリファレンス電圧とタイプが記載されていますが、ArduinoNanoEveryがどのタイプが使えるかはピンときませんでした。
そこで、搭載されているAtmega4809のデータシートを探すと以下にありました。
https://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/ATmega4808-4809-Data-Sheet-DS40002173A.pdf
176/551ページ18.51にあります。
0.55, 1.1, 1.5, 2.5, 4.3Vの内部リファレンスが使えると書いてあります。
この値と先のanalogReference()の説明のページとを比較すると、どうやら Arduino megaAVR Boards (Uno WiFi Rev2)のリファレンスと同じようなので、
analogReference(INTERNAL2V5);
をプログラムに追加してみたらうまくコンパイルが通りました。
2.5Vリファレンスにすれば、温度センサの出力範囲に収まって分解能も2倍で約0.05度になります。
校正して使えば相対的な温度差は詳しくとれる感じになるんじゃないかと思います。