センサ・ケーブルの防水処理
先日の水温センサケーブル、水中に入れて、水深と水温の関係を測ろうとしたのですが失敗でした。

原因は、ケーブルに浸水してました。

これが、センサを取り付けた付近だけでなく、1mのセンサ間の50㎝位のところで切ってもしっかり浸水してる。

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まさかと思って、ケーブル自体の浸水を疑って、しばらくぬるま湯につけてました。

さすがにケーブル自体が水を通すことはなさそう。

カタログ的には耐油性がある、と書いてあるし。

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やっぱり先端の処理に問題あるだろうということで、いくつか試料を作成。

エポキシ樹脂封止、ホットボンド、自己融着テープ、熱収縮チューブ。

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インクで色を付けた水に入れました。

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何も処理してないものも比較に入れると、数分で水が上がってきました。

未処理、熱収縮チューブはすぐに浸水。

ほか、エポキシ樹脂封止、ホットボンド、自己融着テープは一晩たっても浸水なし。

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ただし、ホットボンドはケーブルとの接着が悪いので屈曲させると剝れて隙間ができてきます。

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ただし、エポキシ樹脂も同様。

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自己融着テープは意外と浸水なし、屈曲させても変化なし。

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もう一つ、塗れるゴムというのも持ってるものの中から見つけたのでテスト。

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しっかり乾かしてしまえば耐水性はあります。

ただし、中途半端な感想だと、水でふやけて浸水。もともと水性なので水は通すということでしょうか。

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