2.3.5 メモリおよびI/Oポート

メモリの回路構成を図2−11に示す.
メモリは,アドレスバス5ビットによりデコードされる32バイトのアドレス00H〜1FHうち
00H〜1CHまでをRAMにより実現し,1EHを入力ポート,1FHを出力ポートとしてメモリにマッピングした.

入力ポートは16進キー入力をトライステートバッファを介して接続し,出力ポートは16進ディスプレイを接続した
レジスタで実現した.

メモリ領域,入力ポート,および出力ポートの区別は,それぞれの論理ICのCS信号またはCE信号
(チップセレクトまたはチップイネーブル)にデコーダ(74LS139)出力を接続することにより行った.

RAMにはWEという入力端子があるが,これはWRITE(書き込み)あるいはREAD(読み出し)の選択信号である.
RAMの内容もPROMと同様にCircuitMakerの画面上でRAMを右クリックして書き込むことができる.

K-COM-sekkei11 図2−11 メモリの回路構成]