赤外線リモコン受信モジュール 秋月で赤外線リモコン受信モジュールを買ってきました. 受信周波数38kHzで,誤動作防止の広域トラップ回路を内蔵しています,とのこと. ブロック図を見ると,赤外線フィルタ,フォトダイオードとバンドパスフィルタ,波形整形回路, 出力回路がはいっているようです.早速実験! モジュールには5V,GNDを接続し,GNDとOUT端子の間から出力を取ります. 電源を加えてオシロスコープに出力をつなぎ,テレビ用のリモコンからの出力を受信した結果です. 押した瞬間,コード化された信号が検出され,その後押し続けてもリーダ部のみ (よく見るとリーダの後に短いパルス,これは機種コード?)が出力されます.
お次は,赤外線LEDで送受信実験.
ファンクションシンセサイザで38kHzの信号を出します.
ところが38kHzでLEDの発光を変調しただけではだめ.定常的な信号は出力は現れませんでした. つまりこれが”誤動作防止の広域トラップ回路を内蔵しています”ということですね. LEDを振って見ると受光した瞬間だけ信号が得られる様子↓
なので,ファンクションシンセサイザで振幅変調をかけて見ました.
限界を見てたくなったので38KHzのキャリアを5kHzで振幅変調. 出力信号が過渡的な応答になりますが,ちゃんと受信はできました.
−−追記−− よくみると,位相が逆転しています.オシロの設定を変えたつもりはないので, 信号の遅れでしょうか?確認してなかったので不明です.